パンク事故から荷物とドライバーを守るために

高野口運送ブログ担当です。

 先日のブログで書いたとおりTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)はアメリカでは新車に標準装備されています。そしてそれは法律で義務化されてます。 これは2000年にアメリカ国内で起こった事故とそれに伴う大量リコールがきっかけです。

 ある自動車メーカーの特定車種に純正装着されていた、特定メーカー製のタイヤがバーストして多数の大事故を引き起こしたことがありました。この自動車メーカーとタイヤメーカーは約1440万本のタイヤをリコールしました。

 原因として自動車の設計に問題があったとする意見と、タイヤの設計に問題があったという意見がありましたが、「タイヤの空気圧を管理できないユーザーにも問題がある!」という流れになり、TPMSは2008年から、アメリカ国内で販売されるすべての新車で搭載が義務化されました。

 欧州で販売されるすべての新車でもTPMS搭載が義務化されてます。
 
 日本ではまだ義務化されておらず、新車への搭載も一部車種に限られています。
 
「なにか運転しにくいな」「なんか交差点を曲がりにくいな」と思ってたけど、問題がないふりをして何十分か何時間か走っていた、なんかガタガタ揺れだしたので、車を止めてタイヤを見に行ったら、釘が刺さって空気が抜けていた、といった経験はないですか?
人は「気づいていても気づいてないふりをする」ことがあります。その「気づいてないふり」が事故を招きます。

TPMSがあれば、空気圧が低くなってることを察知できます。
高野口運送では全車にTPMSを搭載しています。空気圧低下を即座にキャッチし、お客様の荷物とドライバーを守ります。

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