【物流業界ニュース】ヤマト運輸、年末年始の配送に遅延も…例年より渋滞増加の懸念

ヤマト運輸(株)はこのほど、年末年始は高速道路の交通渋滞などの影響で、宅急便などの荷物が一部地域で遅れる可能性があると発表した。

余裕を持った出荷を呼びかけ

荷物に遅れが生じる可能性がある時期は、27日(金)から2020年1月6日(月)。ヤマト運輸は土日、祝日や年末年始も、平日同様に集荷・配達をしている。この時期の宅急便などについては、日数の余裕を持って荷物を出してほしいと協力を呼びかけている。

通販を扱う一部企業では、販売スケジュールで27日を「年内最終発送日」としているところもあるなど、直後に業務交通が集中する傾向が強い。同時に、19年~20年の年末年始は9連休の確保も可能で、正月三が日の後に土・日が続くことなどから、例年より交通集中による渋滞回数の増加が懸念されている。

12月30日・1月2日~3日が東日本・中日本などで渋滞のピークに

NEXCO東日本管内の渋滞予測によると、ピークは、下り線が12月30日と1月2日。上り線が1月2~3日。中でも渋滞が多く発生する関越道とともに、東北道でも最大約35kmの渋滞が発生する見込みという。

NEXCO中日本は、上下線ともにピークは1月2~3日。東名高速で最大35km。中央道と名神高速で最大20kmの渋滞が発生する見込みだ。NEXCO西日本管内の渋滞のピークは、上り線で1月2~3日。下り線で1月2~4日。名神高速と九州道で最大25km。第二神明道路で最大23kmの渋滞が発生する見込みだ。

首都高は27日までの数日間が交通量急増

首都高速道路(株)によると、首都高は例年、12月が1年間で最も渋滞が多い月で、特に年末に向けて平日の渋滞が多くなる傾向がある。年内はむしろ、27日までの数日間。年末年始に向けた前倒しの業務交通が増え、それが落ち着く年末年始期間は、ほかの高速道路と異なり、比較的渋滞は少なくなる見込み。ただ、1月2日は例年、交通量、渋滞ともに比較的多い傾向があるという。

また、ヤマト運輸は先に、年末年始の国際便の荷受け停止期間についても公表している。フライトの運休や輸出入通関業務の休業に伴う措置で、対象は国際宅急便のほか、国際クール宅急便、UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)。国際宅急便の荷受け停止期間は上海・台湾・香港・マレーシア・シンガポール・タイ向けが、27日~20年1月8日。以外の対象国は、27日~1月2日。

お問い合わせ