阪神高速 4号湾岸線、南港北-大浜でリニューアル工事 11月20-30日通行止
阪神高速は、11月20日午前4時から30日午前6時の10日間、4号湾岸線(南港北~大浜)にて通行止めおよび車線規制によるリニューアル工事の実施する。
阪神高速では、長寿命化に向けた「高速道路リニューアルプロジェクト」に取り組んでおり、2017年の5号湾岸線(尼崎末広~北港JCT)より、終日通行止めなどによる大規模なリニューアル工事を実施。今回の4号湾岸線(南港北~大浜)のニューアル工事もその一環だ。
4号湾岸線は、大阪の湾岸エリアを南北に通る路線で、阪神高速道路の1日あたりの利用台数約72万台のうち約10万台を占める重要な路線だ。また、特に大型車の利用が多いため、その繰り返し荷重により、橋の道路床面である鋼床版に疲労亀裂などの損傷が多く発生。このうち、南港北~大浜区間は開通後約37年が経過しており、鋼床版の疲労対策が必要な橋が集中し、4号湾岸線の中でも特に対策優先度の高い区間となっている。
工事区間は、4号湾岸線(南港北~大浜)延長8.8kmと、接続する6号大和川線(三宝~鉄砲)延長1.4km。通行止めとなる出入口は、4号湾岸線の南港中出入口、南港南出入口、三宝出入口、大浜入口(北行)大浜出口(南行)。6号大和川線の三宝出入口、鉄砲出入口。
なお、通行止めに先立ち11月6日から20日まで、4号湾岸線(南港北~三宝:延長4.7km)の区間にて終日車線規制を実施する。