【物流業界ニュース:深刻化する運転手不足に対応へ、食品業界に広がる「ホワイト物流」推進運動】

【物流業界ニュース:深刻化する運転手不足に対応へ、食品業界に広がる「ホワイト物流」推進運動】

〈各業界大手が自主行動宣言を提出〉
2019年4月からスタートした、国交省が提唱している「ホワイト物流」推進運動が、食品産業界でも広がりをみせている。

「ホワイト物流」推進運動とは、深刻化しているトラック運転手不足に対応し、物流の安定確保を図るため、主にトラック輸送の生産性の向上・物流の効率化と、女性や60代以上の運転者も働きやすい労働環境の実現を目指すもの。

この運動に参加するには、取引先・物流業者との相互理解の下での物流改善の取り組み方針や、関係法令の順守、役務契約の明確化を必須とする自主行動宣言の表明と、事務局への提出が求められる。参加要請文書は4月に、全ての上場会社と各都道府県の主要企業に送付されたが、直近では調味料、製粉、油脂、菓子といった各業界のトップ・大手企業に加え、卸売企業や流通企業も自主行動宣言を提出している。現況の物流問題が、食品産業界全体の問題と認識されていることの表れと言えるだろう。

詳しくは食品産業新聞社WEB
https://www.ssnp.co.jp/news/distribution/2019/07/2019-0729-1142-14.html

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